snack212006-11-18

午後5時過ぎ、着替えています最中に電話。帯を引きずりながら電話に「ご無沙汰していますSですが今日嵐山から保津川下りでした。2次会に21世紀に皆が行きたいと言うて居ますが空いていますか」「ハイ今夜は予約は御座いません、お待ちしております」私は最短時間でお店に35分で到着。
待てど暮らせどお客様が到着されず・・やがて7時にご来店いただきました。土曜日と紅葉と雨とで四条通りが車渋滞。紅葉の時期になればタクシーで15分の所が1時間半掛かるのが常です。やがて歌など歌われるモードになり日頃カラオケはされないお方が多い様でしたので「今日は中学校の同窓会なのでその頃の曲を入れましょうね」代わる代わる皆さん楽しまれました。次ぎは青春時代の曲を。皆さん若々しいお声ですが中でも、お一人作無衣のお似合いのご住職さんが居られ声量と、良く通るお声のお方が
「小指の思い出」園まりさんの「逢いたくて・逢いたくて」等歌って頂きびっくりしました。
女性が「今夜は眠れないかも知れないわ」余りにも懐かしい曲をいっぱい歌ったり聞いたりされたからでしょうね。ストレス解消は昔の曲を歌ったり聞いたりするのが良いらしいですよ。幹事さんが「
ママ・来年の予約をしていいですか。10月26日です」「ハイ喜んでお受けさせて頂きます」この様な先の予約は初めてですが、嬉しいですね。余程気に入って頂いたのと思います。やがて10時にお帰りに成りました。雨が降っているのでもうお客様は来られないでしょうと片付けかけたら、ノック!お迎えしてドアを開けましたらF様。後ろには祇園の芸子さんの私の大好きなS恵さん。この人に見つめられたら男はんは釘付けですやろねー。目が大きく美人!時間は余り無いとか・・・短時間に印象に残るこの一言!「26歳位でOLをしていたらこんな事も覚えたり出来なかった。年配のお客様が多うおすので耳学問など沢山させとう呉れやすしこのお仕事誇りに思います」私もそう思います、
水商売とは言えこの仕事は未だ色んな事を学べますし耳学問させて頂き男性の一生も大変なものと教わりました。お帰りの際に階下までお送りしましたら彼女の「蛇の目傘」畳んだ傘は,紺、白、紺色です。「蛇の目開かせてー」流石芸子さんの持ち物は違いますねー。広げても3色で3段!粋ですねー。「S恵さん、この蛇の目おいくらどすねん?」「37000円、高オスわー」「私のは12000円、でもF恵さんのは軽オスね」私のはすぐ破れましたが彼女のは油引きそう簡単破れれませんわ。女同士の会話はこんなものです。あしたも日曜ですが予約で3時に出ます・・・そうそう先日21世紀の後芸子さんの居られるお店に行かれたお客様が又来てくださって「あの日アレから芸子さんがお酒をどんどん進められて5人とも酔っ払って・・・」そりゃー芸子さんなどに「シーさんどうぞお酒受けとうくれやすー」「みーさんお飲みやすーー」「いあやーかなんわー、おおきにー」目見てるだけで何ぼでも飲めますえー。その代わりその後は足とられたり、ひっくり返ったりしはったそーどすねー。・・・何方!怪我!「ママに悪いけれどお勘定はママの所より3倍以上付いた」ですって・・・シマッター!