神無月   時雨月

snack212008-10-01

あの酷暑から11月中旬の気温に急変しました。後2ケ月で12月師走に入りますが皆様慌てています。車に暖房入れた。ストーブ出したって話題です。話題といえば21世紀にご来店のお客様に「いらっしゃいませ」の次の言葉でその話題で1時間もお話タイムに成るときが多々有ります。この3日間(9月29・30・10月1日)はカラオケが有りませんでした。私もお客様のお顔を見て、このお方は先週悩んで居られた話題(市内にお勤めですが府内かやぶきの里に山や畑や田んぼをお持ちです)が田んぼの稲が穂が付き過ぎで(豊作)稲穂が倒れかけているとか・・・倒れてしまうと刈り取る機械が入らないので「誰か沢山、手で刈り取るの手伝って欲しい」と言われていました。だから今夜は「稲はどうなりました、機械で刈り取れたのー」「近所の人に機械で取り入れ終わった」「籾のまま?」「いやもう、もみも取って玄米にしてある」「其れを何処に仕舞っているの?」「昔は藁で編んだカマスに入れたが今は強い紙の袋に」「どの位のスペースの田んぼ(大きさは)?」「横が25メートルで縦が80メートル」「そしてその大きさの田んぼで、どれ位のお米が収穫出来たの?」「1袋に60キロ入る袋に36袋」(豊作期)「不作の時はどれくらいしか取れないの?」「28袋位」「精米は何処でして貰うの?」「自分の所に精米機ある」この様な質問を出来ますのは私が18歳の時まで田んぼや畑が有ったからです。「美味しいお米やろねー?」「あげ様か?」「ウン欲しい1キロでいいわ」「1キロ?」(数年前に新米をこの方に5キロも頂いたのです)(その後直ぐに大きな々々直径20センチの松茸も頂きました)遠慮して1キロと言いましたが・・・2キロ欲しいな!!松茸は不作かなー?しかしお仕事を持って田んぼの世話は大変なようです。小学校から手伝っているからプロのお百姓さんと同じ技術を持って稲を育てて居られ「僕は美味しいコシヒカリに苗を替えたけれどコシヒカリは腰が弱く直ぐ倒れるから僕は「コケヒカリ」言うて・・・」(こける=倒れる)植えて1週間目に田んぼにある薬を捲き草(雑草のひえ)が生えないようにする。今年は見事に草取りはしなくて良かったと言われました。「ひえが生えたらどうなるの?」お米の中に入り大変らしいです。「夏に水が無くて困る事は無いの?」「僕の村では無い、横に大きな川があるので」このお客様この日記読んで頂いていますから・・「新米お願い致します」頂いたら松茸ご飯炊いてお店に持って行きますからね。懐かしい楽しいお話でした。
交代にお次のお客様・殆んどお話でした。或大学の体育会系の2人のコーチさんですが腕の太さと太腿の太さに驚いてしまいます。冬でもジャンパーの下は半袖!私がこの方のお父さんが大学のアイスホッケを為さっていた時の追っかけをしていた方の息子さんなのです・・・こうしてお店を長くしていると何か繋がる驚く事がありうれしくおもいます。もうお一方は大きなボールを扱うコーチさんですが優しそうなので「怒る時って有りますの?」「体罰が出来ない時代だから苦しい」らしいです。親ごさんが出て大学でも親が文句言ってくるって・・・「大学の入学式に両親やお爺ちゃん、お婆ちゃん迄出てくる」イヤー私はここでもお笑いをしました。でも大体中学校で親の出席を嫌がる子がいますもんね。こんなお話もして頂きました。或学校の(小学)運動会に生徒の走るタイムを計って同じタイムの子を5・6人で走らせるがゴールの手前10メートルで皆を止まらせ一斉に横に並んで5・6人が並んでテープを切るのですって!!走りの遅い生徒の親が文句を言ったからこの様に成ったらしいです(私は小学校6年までズーと選手でしたので気持がイライラあ)。走りの遅い親はその様にしてもらって嬉しいのかなーって言われました。未だ沢山お話を聞きましたが・もう呆れて「誰がこの様にしたのか」と「きっと○○○員会ね」今夜のラストのお客様も2時間お話ばかりでした。「カラオケも歌っていただかなくてすみませんね」と言ったら「いや!お話が楽しかったです」と言って下さいました。私も耳学問出来たので有難うございました。
        (写真は人力車が走る石畳の白川通りです)乗って見たいわ?