SOS・SOS・!

snack212009-06-19

去ること4月4日帰宅後、入浴。パソコンの前に座りメール受信のチエック。その日は暑くて身体が入浴後なので汗が・・・左手素手で胸の下の汗を拭うべくお乳の下に手を置いた途端、高たか指の先にシコリ!!もう其れはそれは胸が張り裂けるほどの動悸。血の気が失せました。「乳癌」友人や友人の妹さんの末期癌の経過を聞いていた乳癌。肩から下の両手はパソコンのキーの上に重く圧し掛かるだけ。その日は何時に寝たのか記憶なし。あー末期癌かも。2日経ち3日経ち4日5・6・7日経過・・・もう末期なら病院行けば手術で出られない。折角たった10年間楽しめただけの「ゴルフきち!」の異名を取ったゴルフももう出来ない。買ったばかりのクラブ一式。2ツに1ツの選択。それでは此処まできたら4月の3回のゴルフも決行しましょ。4月19日の横須賀の「仏像彫刻展」にも行きましょう。折角素晴しいホテルや新幹線の切符を買ってくれ沢山のお世話をしてくれた同窓のYちゃん。3人での始めての旅行、此れも行こう。泊まったホテルで彼女達に打ち明けようかと考えながら如何しても話せなかった・・・夜明かしをしてYちゃんとの話も楽しかったので「癌」の事等忘れてんの。あくる日もKさんの案内でドライブ、楽しかったわ。そして5月に入って3・5・12日のゴルフ此れも決行しましょう・・今更手遅れの癌と言われても一緒だと開き直り。しかしゴルフも終わっていくうち段々病院行きが迫ってくる。此れが一番嫌でした。12日の中学同窓生コンペもスコア悪かったわ。幹事さんが「塩崎さんはどうして悪かったのかな?」と聞かれ「体調悪いねん」と小さな声でいったわ。ゴルフの時打つとき小さな左のお乳に腕が当たって毎回々々痛かった「アツ又痛い」と思いながら打つのですからいいスコアが出るはず有りません。「120でしたわ」

病院行きを5月18日に決めてこんなに遊びました。さて病院は前日に次女と顔を合わせたので「明日行く」と告げ一人で内科へ「内科よりお乳は恐いから外科に紹介状を書きましょう」やがて診察「何時頃見つけましたか?」にウソを言ってしまいました。「4月終わりです」問診・触診・長い時間のエコー。「先生がよく見つけましたね。いい時に来られましたね」と。「家族の方に来て頂いて説明して相談して組織を採りましょうか?」即「いいえ、いいです今採ってください」「2ケ所に有りますよ」「もう一つは気が付かれませんでしたか?」「ハイ解りませんでした」
こんな言葉を交わしながらエコーで探りながらの組織採り。見つかるや「ごめんね、針刺しますよ」痛いけれど辛抱しかない・・お産よりマシ。2つ目「もう1ケ所針刺します。ごめんねー」此処は1・2ミリの袋、針の刺すのは辛抱できましたが「ハイ引いて下さい・・アツ液体だ!」大きなお声でした。看護士さん(婦長さんかな)「液体ですね」あーーー40分ほど掛ったかなー。
身体が硬直する程痛いのと疲れました・・(先生はもっと大変です。人の身体に針刺して、ご自分も同じ痛みを受けておられるでしょう。そして午後からだったので食事もしないで、外科のお医者さんは大変だと聞いていました)終わってから細いビーカーの中の液体を見せて下さいました。「紅茶色」1センチ。「2つの組織を調べます」「早く来られて良かったですね」と再度行って下さいました。

次の日、結果に対してどの様なものでも見つける機械で「ペット検査をしましょう。其れと骨も調べましょうね」ホント優しい先生でした。(何で骨かなーと思ったら転移してないか)でした。

「ペット検査」あの有名な島津製作所の機械。
6月10日朝6時に起きて食事取り病院へ「制パジャマ」を着て血液抜いて、身体に薬液流し1時間動かず、喋らず小さい綺麗な部屋で椅子に足を乗せて、身体にお薬が回るまで。(3・40分かなー)次に30坪くらいの部屋にトンネル状の大きな機械!(おー恐)「息を吸うて吐いて・・そのまま息を止めてー」20秒。此れを2回練習です。それから台に上がって足を立てて、お腹に重い、太いベルトで括られ(巻かれ)両手を上に上げて、顔も固定トンネル内に入り
「息を吸う、吐く、息を止めてー」30秒くらい有った位苦しい(息を吸うて止めるのは簡単ですが・・・息を吐いて息が無くなってから未だ20秒止めてご覧!どんなに苦しいか)技師さん、男生と女性は別室からマイクで・・・「楽にして下さい」(苦しいから息を吐き掛け寸前でしたわ)30分掛けて15枚の写真(トンネル内で想像した事は息を止めてこのまま発作で死んでても解らないなー)って。検査は大変明日はもっと大変な検査・・・このままお店へ。

6月11日
11時40分から静脈から注射。癌の転移がないかX線では映りにくい骨の状態を調べ、疲労骨折や骨粗しょう症を発見できるのですが放射線を出すラジオ、アイソトープで印を付けた骨の組織に集まる性質のあるクスリ(放射性医薬品)を注射し、それから出る放射線を特別なカメラで捉まえて前身の骨の様子を観察されます。クスリは骨の代謝反応が盛んな部分に多く集まるので骨の状態が変化(黒色)している部分が有ることが解ります。(だから私は骨折を1年半前にして未だ治ってないからクスリがいっぱい左手に集まって真っ黒で出きあがったフイルムを見てお医者さんは気絶するのちゃうかな)

クスリが骨に回るのが14時。又「制衣」の着替えて30坪の昨日とは別の部屋へ。
長い細い台に乗って毛布を架けて貰い身体の真ん中辺に透明のビニールシートを左右対称から腕からお腹に巻かれ(まるでお寿司)顔の上に機械があり機械が私を乗せて機械擦れ擦れまであがって・・・機械の真ん中に(目の上くらい)十字架の様な印!其れを見ながら上がって行くから3センチ手前で止まった時ヒンガラ目(やぶにらみに成っていたわ)それより3センチ手前で止まらなかったドーショー、顔潰れる・・・恐かった(お漬物に成るー)此れが15分2回。両手挙げての状態も撮ったわ。

この様なクスリは副作用は心配ないが、放射線物質である為若干の放射線被爆を伴います、極微量ですので身体に影響を及ぼす心配は有りませんって。但し付き・・・検査後も身体から放射線が出ている状態ですので妊娠中の方や、小さなお子さんとの過度な接触は避けて避けてください。数時間が目安・・・水をいっぱい飲んでお小水から出します。(ヨーケ飲みましたわ)
店に行きましたが・・・お店の入り口に「入室危険」貼り紙しょうかなーって又想像していました。この日誰もお客様来なかったわ。(お客様の感が冴えた))

「手遅れでない乳癌!」一度も大病もなし・・お産の入院2回のみ・・・嫌やナー手術・・・まな板の上の鯉(暴れるかも)
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   お客様各位
さてこの度大変申しわけ御座いませんが「元気印」の私でしたが病気療養の為6月23日(火)から10月31日(土)まで休業させて頂きます。宜しくお願い致します。(日、祝お休みです)
                         21世紀  塩崎信子
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