京都市内のもみじ便り

snack212010-11-21

21日(日)これ以上の晴天は無いと言うほどの秋晴れ(10月中旬の気温19度)左京区の国際会議場10時に
集合(女性6名)一番遠方からは三重県名張市からでした。バスを10分ばかり乗り岩倉の「京都実相院門跡」へ。元天台宗寺門派門跡寺院。1229年藤原兼基の子、静基権僧正を開基とし北区紫野に創建された。一度五辻通小川に移転したが、応仁の乱1467年〜1977年)が激しくなると当時管理していた岩倉に移ったが江戸時代初期足利義昭の孫、義尊の時代、母(3位の局)が 後陽成天皇に仕えて道晃法親王(聖護院門跡)を設けたことから天皇家とのよかりは深まり、後水尾天皇東福門院たちが岩倉にしばしば御幸に訪れるなど、華やかな時代を迎えた。その後、皇孫の入室が続き、享保5年(1720年)には東山天皇中宮、承秋門院の大宮御所建物を贈った。今日まで伝わる四脚門、車寄せ、客殿は、女院のお住まいとしての王朝建築美の中にも風格のあるたたずまいをみせる。上段の間など各室には江戸時代中期に活躍した狩野永敬はじめ狩野派の襖絵がめぐらされ、現存する数少ない女院御所です。

堂内には床が黒光りに光った板の間に外の庭の紅葉が鮮やかに映り写真禁止なので鑑賞者はその部屋の3メートルほど手前に座り心静かに拝観でした。
石庭、池泉回遊廊下・・白い砂を敷き詰めた庭を眺める為に廊下には沢山の人人でした。
紅葉も色ずき始めた頃なので12月はじめまでは持つ事でしょう。
午後からは国際会議場周辺を散策して繁華街中心の鴨川四条まで来ましたら鴨川西岸には男女カップルが春・夏より隙間無く座っていました。観光客も相当京都に来られていますので23日まではこの状態でしょう。
       (写真は洛北 岩倉の実相院門跡のお庭の一部です)