花柳喜久苗師籍40周年

snack212010-12-19

先斗町歌舞練場で日本舞踊「喜久苗の会」の発表会が有りました。5年前にご招待頂き拝見させて頂きこの様な世界が有ったのだと・・・私に致しましたら
日本舞踊等お金持ちのお嬢様の習うものだと興味も薄く理解できないものと思い込んでいました。しかし最近は歳がいった精でしょうか日本舞踊の手のこなし、足のこなしだけでも素晴しく踊りを拝見しているだけでも意味が解る。

お店のお客様で「チーちゃん」私に同窓会で何か隠し芸を教えてーとお願いしましたら「安来節」鼻に5円玉に糸を通し穴に2本の輪ゴムを通し両耳に掛ける・・・豆絞り手ぬぐい・・・褌を貸してくれて踊りを教えてくれた女性。
チーちゃんも「花柳喜久兵」さんでお師匠さんの前に「大和楽」「風流洛中洛外」を踊られたのです。長い踊り14分も・・・しかし綺麗でした・・・
お化粧前の浴衣を着ているときに楽屋に行き「お化粧します」と呼びに来られて帰ってこられたら真っ白塗り・・・時間が進んで次は「衣装つけます」と呼びにこられチーちゃんは私を楽屋に連れて行ってくれて着付けを見せてくれました。大きな楽屋に沢山のスタッフ(着付けの掛りに人・化粧の人・カツラを付ける人)
私は着付けの邪魔にならない場所で正座で見学。男性2人が着物の着付けを手際よく・・・襟足の綺麗に抜く動作など流石プロ美しい着物と帯。

お師匠さんも着付けに・・・お化粧されていたので人違いかと思いご挨拶が遅れてしまいました・「21世紀さんですね」と。

雲の上の方ですね。生徒さんも多いので凄いエネルギーが要る芸事。会場は11時から開演ですが5時過ぎても次々入れ替わり、立ち代り観客がお入りに成り終わりまで満席でしたね。
今度21世紀にご来店頂きましたら恐れ多いなー。小唄・端唄・皆習得なのでカラオケも皆さんシーンと成りますね。以前も皆さん「お上手ねー」と感嘆しきり!お師匠さんとお2人の「ベサメムーチョ」、はもられて最高。チーちゃんのグラシエラ・スサーナさんの曲「アドロ」に痺れていたわ。