待ってました!

snack212014-09-30

29日開場30分前に南座前に!「何、この殆ど女性の着物姿の行列!」
正面玄関から2列に並んで角のお饅頭屋さんの前を曲がり、川端通りを南に楽屋口迄続いています一番後ろ。少し列を離れ3分程で帰ってきたら自分の列から後ろがもう150人ほど増えていました。・・・
開場11時半に列が移動。中に入れて場内はびっしり満席です。私は12人の友人、知人の席を確保をお願いされていますのに。「席、有らへん?」さっと見回せば・・・桟敷と花道の席が空席!着物ではしる走る私!
横5列前から2番目と3番目の10席確保(まるで席取り合戦でした)さて12時から開演。お琴「越後獅子変奏曲」から清元、「名寄の寿」義太夫「万歳」その次に「待ってました!」清元、「旅奴」花柳喜久苗師匠の1番弟子、花柳喜久兵さん。勝間さん、栄美ちゃんが大向こう「待ってました」の掛け声。実は前日にお師匠さんから「ママ、舞台に声を掛けられますか。チーちゃん出てきたら「待ってました!」と言って欲しいのです」とメールが来ました。返信は「ギャーやれしまへんわー。タイミング外して後シーンと成ったら、モー鑑賞してる余裕あらしまへんしー。せやけど誰かに頼んでみますわ。イヤー大変!」

あと1人でニヤニヤして・・・関西弁で「待ってました」と言うてこけてる想像もしましたわ?でも栄美ちゃんがOKしてくれたのと、もう1人、勝間先輩もOK。長唄「藤娘」の後「待ってました!」次は花柳喜久苗師匠の、常磐津「松の羽衣」師籍44年の貫禄に目を見張りました。
前々日に声が出なくて・・・台詞が有るのに・・・とお店に声を調整を・・・当日本番にあの優しい師匠の声満席の会場に響き渡りました。私以外は21世紀のお客様はずーと終りまで鑑賞して下さって良かった々々と8時過ぎにお店に戻って頂きました。
南座前の交差点で「あんなに着物姿の多い会は流石京都の光景やなー」と美智子さんが言ったわ。そうそう私も喜久兵さんが演じた後・・・「喜久兵ちゃん!」大きな声で勇気出して言っちゃった(気が弱わおすねんエ)