お盆休み明け

snack212004-08-17

14・15・16日お盆休みにさせて頂きました。休み明け17日には午後から雨になり蒸し暑い気温でした。人通りも少なく夜に成って稲光と雨。納涼床も大変殺風景でしたが8時過ぎに成って遠方よりお客様がきて下さって「お酒」のお話からご自分の幼い頃のお話をして下さいました。「九州の佐賀県生まれで小さい頃、それも学校入る前より叔父さんがぐい飲みの大きいのでお酒を注ぎこれを飲め!と。飲んだら其の頃では大きなお金100円をくれてね。小学校の頃では大分強くなっていた。其の頃は九州では灘や伏見のお酒みたいに優しい味ではなく「絞り酒」と言って強いお酒を父や叔父が飲んでいました」と話され「又お正月には父の兄弟3人で1斗樽を横に置いて大きなお鍋で炊いたおぜんざいでお酒を朝まで飲んでいた」九州の人はお酒が強いのは小さい時から飲む機会が多く飲みあがってしまうのですね。もっとお話が弾んで「父は猟師で玄界灘へ寒い冷たい気温の時に漁に出て行くときに「河豚」の子供をお鍋にいっぱい焚いて・・・10センチくらいの河豚だけれど大きくても小さくても毒を持っている・・・これを煮付けて漁に出る時に食べ唇がチョットシビレてきたら食べるのを止めて船に乗る。これは零下10度や15度の寒さでも手がカジカム事や寒さを忘れさせる為だったのですよ」「漁が終れば又お酒を飲んで本当に強かった父や叔父でした。僕も何時も何時も飲んでいたので少々では酔わず23歳の時に初めて「お酒は酔うんだ」と知りました。相当飲んだのですがね」と言われました。最後に「もう一度昔飲んだ絞り酒を飲んでみたい」「絞り酒は3日経てばお酢に成る・・・と父が言っていたけれど」「琥珀色の強い々々お酒」「今は非売品
でしょう」何だかこの人に絞り酒を探して上げたいですね。
   (写真は伏見の酒蔵・・・夜には灯籠に灯が入ります)