21世紀の休日

snack212004-09-05

南座で開催の中村美津子さんオンステージのチケットを頂いたので歌の大好きなお友達を誘って聴きに行きました。ヒット曲からナツメロ、ご自分の幼い頃からの生い立ち等。中学校の時に5人の子供を残されてお母さんが他界。貧しかったので美津子さんは新聞配達をして居た事。配達時間に寝坊して起きられなくて配達される大人の人が家まで起こしにきてバイクに乗せて配達所まで行った事。苦労が一杯だったけれど唄が大好きで習っていたと話されました。其の時は「NHKの紅白歌合戦」等出られるなんて思った事もなく紅白は「夢の夢」でしたと。「河内おとこ節」「壷坂情話」初め美空ひばりさんの幼い頃の唄のヒットパレード。ラストに19分間の「番場の忠太郎の物語」唄の「瞼の母」の一人芝居を・・・5分も過ぎた頃に「地震発生」何時もより揺れもひどいし長い時間揺れたまま。客席がざわめき始め立つ人こそ無かったけれど人影が揺れていました。地震大嫌いな私もう半分立ち上がる準備をしていました。治まった頃美津子さんは何も気が付いて居られないのか流石プロ、見事なフイナーレでした。終って直ぐ家族から携帯に電話「奈良が震度5.京都が4今安全な所にいるの?」「無事」を伝えました。南座表玄関で殆んどの方が携帯から電話をされていましたが「地震の為込み合って電話が不通」の様でした。今年は酷暑、集中豪雨、台風、火山噴火、戦争、「地震もおこるよー」と友達にメールを打った所でした。見事的中。21世紀に変わった時にインターネットで1901年1月1日の新聞を検索しましたら「不景気」「金融逼迫」「商況甚だ不振」この活字が目立った事でした。(100年前)世紀初めはどの世紀も戦争が始まったり不況、大火事、不吉な事が多かったと聞いて早く5.6年すぎてくれればイイのにと思っていました。矢張り21世紀の初頭も戦争も起っている、不況も未だ続行、台風、火山爆発、今日の地震。もう治まって欲しい。