金色夜叉

snack212004-09-17

尾崎紅葉さんの小説「金色夜叉」のお芝居は今はもう上演された話は聞いた事が有りませんが何組かのお客様がナツメロばかりに成り東海林太郎さんが唄われた曲の中に「金色夜叉」というのが有りました。全員ご存知でじっとテレビの画面の歌詞に注目!
   ♪熱海の海岸散歩する 貫一お宮の二人連れ 共に語るも今日限り
   ♪共に歩むも今日限り。
   ♪僕が学校終るまで何故に宮さん待たなんだ 夫に不足が出来たのか
   ♪さもなきゃお金が欲しいのか。
   ♪宮さん必ず来年の今月今夜のこの月は 僕の涙で曇らせて見せるよ
   ♪男子(だんじ)の心意気
   ♪ダイヤモンドに目がくれて乗ってはならぬ玉の輿 人は身持ちが第一よ
   ♪お金はこの世のまわりもの
   ♪恋に破れし貫一は すがるお宮を突き放し無念の涙はらはらと
   ♪残る渚に月淋し
        作詞曲 後藤紫雲  宮島郁芳
歌い終わられてからこの詩の話題に成り「これは学校の音楽の時間に取り上げて貰わないとねー」「乗ってはならぬ玉の輿」「人は身持ちが第一よ」「この時代に返ったら平和に成るんだ」「こんな時代が有ったんだね」唄は世につれ世は唄につれ。一人のお客様が「きんいろ よまた」こう言われ大笑いでした。本当に若い子がそう読むかも・・
   (写真は店から2分の白川通りの石畳)