中止に決めて良かった旅

snack212004-10-31

凡そ2ケ月前より決まっていた元同僚5人で1泊2日の蓼科高原。10月31日から11月1日でした。10月23日に起った震度6地震毎日毎日テレビで見るニュース。26日に発見された親子3人の崩落現場の救出!自宅で2歳の男児が救出された時一人で思わず手を叩いていました。次に39歳のお母さんは祈り虚しく亡くなられていました。お店に出る時間なのに3歳の女児が未だの為着替えて出る用意が遅れ後ろ髪を引かれながら自宅を出ました。もうなみだ目で夜もお客様と「デユエット」を歌う途中で親子3人の事を思い出し涙が出そうに成ったり・・・これでもう6日間思い出しては涙が・・毎日目が腫れぼったいままです。
着物専門のクリーニング屋さんが水害で水に浸かった着物が他府県から何十枚と持って来られたとの事。クリーニングに出せる余裕がある所はイイですがきっと今回の台風や地震で着物初め服何千枚と失われ自宅他、家具大変お気の毒と思います。又高松のお客様も前回に高潮で車がスッポリ水に・・・今回は新車だから早い目に高台に暴風の中5時間も車中に居られた方。畑も海水に浸かったので半年は野菜も作れないと。・・又舞鶴のお客様はお米は採り入れた後だったが田んぼや畑が全部水没。少し高台に上がってあのバスの上に36人の人が屋根に乗っているのも見えて皆んなで無事で居るよう祈って居られたらしいです。避難所に居られる何万人のお方、大変ご不便だと思いますが難を逃れている私達よりきっと何か違った周囲の方たちの暖かい親切や素晴らしい心を頂かれた事と思います。若ければボランテイアに出かけたい気持ちがいっぱいです。今手伝いに行っている若い人達はお金で買えないものをきっと身に付いて帰ってくると思います。この様なことで蓼科は又何時でも出かけられるので今回は中止・・これでイイ。