コメント名  youさんへ

snack212006-09-10

前のページの日記、谷村新司さんの曲「刑事」この曲でお二人のお客様が涙され、この曲を探して欲しいと希望され手に入れることが出来ました。歌詞とCDを取りに来られ歌詞をご覧に成って「何故彼はこの詩が書けたのだろう」今度ご来店頂く時までには歌を覚えて頂けそうです。そのお方は感情を込めてハートで歌って頂けそうで今から楽しみにしています。季節のいい秋には余計に悲しくなるかも知れませんね。さてこの日記でコメント名youさんが「さだまさしさんの償いも素晴らしいですよ」と下さいました。メールでも下さった方が有りましたのでご存知の方もお有りかと思いますが書き留めて見たいと思います。
               「償い」   作詞・作曲 さだまさし
 月末にになると ゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに 必ず横丁の郵便局へとび込んでゆくのだった 仲間はそんな彼をみてみんな貯金が趣味のしみったれた奴だと飲んだ勢いで嘲笑ってもゆうちゃんはニコニコ笑うばかり  僕だけが知っているのだ 彼はここへ来る前にたった一度だけ たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ 配達帰りの雨の夜 横断歩道の人影に ブレーキが間にあわなかった 彼はその日とても疲れてた
 人殺し あんたを許さないと 彼をののしった 被害者の奥さんの涙の足元で 彼はひたすら大声で泣き乍ら ただ頭を床にこすりつけるだけだった  それから彼は人が変った 何もかも忘れて 働いて 働いて 償いきれずはずもないが せめてもと 毎月あの人に仕送りをしている  今日ゆうちゃんが僕の部屋へ 泣き乍ら走り込んで来た しゃくりあげ乍ら彼は一通の手紙を抱きしめていた それは事件から数えてようやく7年目に初めて あの奥さんから初めて彼宛に届いた便り   「ありがとう あなたの優しい気持は とてもよくわかりました
 だから どうぞ送金はやめて下さい あなたの文字を見る度に 主人を思い出して辛いのです あなたの気持はわかるけど それよりどうか あなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」  手紙の中身はどうでもよかった それよりも 償いきれるはずもない あの人から 返事が来たのが ありがたくて ありがたくて ありがたくて ありがたくて ありがたくて  神様って 思わず僕は叫んでいた 彼は許された思っていいのですか
来月も郵便局へ通うはずの やさしい人を許してくれて ありがとう 人間って哀しいね だってみんなやさしい
それが傷つけあって かばいあって 何だかもらい泣きの涙が とまらなくて とまらなくて とまらなくて とまらなくて
思い出せば4年半位前に裁判官が判決の時にこの歌引用して話題に成りました。三軒茶屋駅で事件の二人の少年に実刑判決を下され裁判長が「歌詞だけでも読む事を勧めた歌です」少年の叔母さんが歌詞を書き写し判決翌日、拘置所宛てに投函されていた。(この子の叔母さんは甥っ子の為に書き写しあくる日に投函された事も感激ですね)お母さんが「長い間かかっても一生懸命やって遺族に誠意を見せなさい」と「人に許しを請うのは簡単な事ではない」と言うと少年は「そうだね」と答えたらしい。少年は判決が下りても「控訴せず」罪を深く反省した為でしょうと・・・コメント名youさん何方か解りませんので一度お顔見せて下さい。歌っていただけるなら感激ですが・・・8月は暇でしたが9月に入りクラス会や同窓・会社OB会が開催されますようで・・・
嬉しいです。それにしても8日・9日・10日は33℃、34℃。頑張っとうくれやすね。
               (写真は白川通り)