ゴールデンウイークも終わりましたね。

snack212010-05-05

全日晴天続きで皆様、忙しい毎日でお疲れでしょう。2日に四条大橋から三条大橋・・・の向こう山手まですっきり丸で水墨画の景色です。先斗町のお料理屋さんの鴨川側は5月1日から納涼床が設置されどの床も満席でした。鴨川の土手にはカップルが空き間もなく腰を下ろし薫風に吹かれ都会のオアシスを満喫です。お店に立ち寄り少しカラオケを楽しみ四条通りのお食事処で夕食を済ませました。毎年恒例の「千本えんま堂狂言」が5月1日から5月4日まで昼夜6回開催されます。お店のお客様の狂言保存会の堀切義郎様が連日、ご出演なので鑑賞させて頂きました。演目は「えんま庁」京都には「壬生大念佛狂言」「嵯峨大念佛狂言」「神泉苑大念佛狂言」と「千本えんま堂大念佛狂言」と4ツ有り年に1回〜2回開催です。千本えんま堂の狂言は「えんま庁」を除いては科白が有ります「えんま庁」は必ず最初に演じられます狂言で「亡者」を苛める鬼、「亡者」の持つ巻物を取り上げ、閻魔さんに差し出すが、巻物で「亡者」が善人で有る事が解り「亡者」を解放して、鬼を懲らしめ、縛り上げて「亡者」に番をする事を言いつけ「えんま法王」と共に退場。初めは大人しくしていた鬼も「えんま法王」や帳付が居なくなると急に強くなり、又「亡者」を苛め様としますが、矢張り巻物の力には叶わず「亡者」と巻物を取る代わりに「亡者」を背負って極楽へと案内して行きます。科白の無い狂言の演者が余りにも、お上手なので鑑賞者を笑いに引き込んでいました。「神崎渡し」も科白が入っていて楽しく拝見しました。舞台は少し高い所で観客は野外ですが椅子席が用意されていますが後ろは立見でした。4日で観客数は約、1600名とか。狂言には私、なじみの薄かったのですがここ数年3・4回鑑賞させて頂きました。4日間でえんま庁・神崎渡し・花盗人・芋汁・でんでん虫・いろは・ほうらく割り・寺ゆずり・雷・にせ地蔵・伯母ケ酒・福釣り・悪太郎・二人大名・舌切雀・鬼の念仏・末廣・紅葉狩り・うつぼ猿・土蜘蛛・牡丹獅子・道成道・千人切り・・・これだけの数の演目です。(無料)伝統芸能の保存会の皆様、ご立派ですね。