皆既月食 ミタ！

9日友人の絵画合同展を鑑賞の為3時過ぎに外出。寺町御池南の画廊へ。この日は気温も低く風も冷たかった。鑑賞後滅多の通る事の無かった木屋町通りから先斗町へ。未だ時間が早いのか人通りはまばら・・・暫く来ない間にお店がドンドン新しく出来芸姑さんを抱える置屋さんの格子戸の家屋が見当たりません。
20代に毎日通らないと帰れない遊び場だったのに・・・
小料理店、居酒屋、お好み焼き屋さん、喫茶等が新しい経営者になり今は観光客ばかりの為の先斗町になりつつ有ります。
四条大橋の袂に出て見ると金曜なのに人が少ないと感じながら直感として金曜は暇と見ました。（ホント大した事なかったわ）

さて10日夕方南座の歌舞伎役者の名前を書いた「招き」を横目に・・・空は雲がいっぱい・・・「今夜は皆既月食なのに残念」
7時過ぎ若いＭさんから電話が入り「3人だけれど空いていますか？」
やがて70過ぎのお父さん、お母さんと一緒にご来店頂ました。40過ぎの息子さんは季節ごとにご両親を食事と21世紀へお連れ下さいます。
以前に他のお客様が「羨ましいなー、僕等息子にこの様にしてつれて貰った事がない」と言われた方が有りました。ご家族3人は順にカラオケを楽しんで頂き途中で親子さんで「音が違う、外れている」「「キーが違う」と
親子だから傷つかないのか言いたい放題。
しかし理想の親子さんでした。

土曜なのに今夜はこの３名様だけのお客様で「貸切」状態でした。お父さんが18曲、お母さんが11曲、息子さんが13曲。沢山のお客様なら歌の順番が20分か30分経たないと2曲目が歌えないのに今夜は大変楽しかったようです。

深夜12時前に閉店し外へ出て空を見上げると（真上）
皆既月食がしっかり見えています（赤黒い月）
若い人達が沢山歩いているのに誰も「皆既月食」をきずいて無いようです。
私がそっくり返って真上を見ていますのに・・・
皆に声を掛けたかったのに言えなかった。
この様に綺麗な月食を1人見ているのも惜しいので、誰かに電話したく「迷惑な白羽の矢」を射ったのは関東！
携帯・・・出られない！もしかして寝入りばな！慌てて電話を切ったものでしたが・・・
暫くして返信の電話（済みません起しましたねー）

伏見区の自宅前では空気も綺麗なので星も沢山出て丁度お月さんもキラキラ半月に・・・自宅で2度ほど出てみて1時過ぎには「満月の月」に成っていました。
日曜日に「夕べの皆既月食ミタ！」の答えは皆さん「見ていない」人ばかりでした。（宝くじでも買おうかなー当たる予感）