1度はしましょうボランテイア

snack212013-11-27

26日(火)夕方お店のポストに「角形2号」大きな封筒が届いていました。裏面を拝見!大牟田病院(国立)の(介護士・病院事務・あくしゅの花代表)の大渕美保さんからでした!!美保さんは患者様の命の証の語り部として歩く為
 「あくしゅの花結成」
20年ほど前、趣味でカラオケ教室に通っていた頃勤務先の大牟田病院の窓口で出会った患者さんの一言で私はハッときずきました。
「死ぬ前にあんたの歌ば聞きたかよ・・・」患者さんは末期の肺がんでした。自宅に帰ることが出来ない患者様とは毎日窓口に寄って下さっては、挨拶をかわして。
それがきっかけで、私の歌で喜んでもらえるならばと、テレビのカラオケ大会に出たとき、
外来の待合室の備え付けのテレビで私の歌を聞いたと喜んで下さった患者様はその後すぐに旅立たれました。
今この瞬間がとても大切・・・
思い出を共有できるなら・・・
病院の中で歌う機会は全くなく、それから時は15年すぎておりました。大牟田病院筑後病院との統合により、
新たに筋ジス病棟が建ち患者様をおむかえしました。
筋ジス病棟で歌わせていただいたのが、5年前のクリスマス会。その日から、あくしゅの花として歩きはじめました。
それから、行事で歌わせていただく機会を病院からいただき病棟の廊下に車いすやベットを並べた、あたたかい会場で感動をたくさんもらいます。会場にこれない患者様のベットサイドで歌う私のうたにあわせて、人口呼吸器で声の出ない
患者様の唇はかすかに歌っておられる姿を見た時、
私は歌の力に感動し感謝します。
あくしゅの花はひたすらあくしゅをします。手をふれる事、医療の原点は触れる事だとある看護師長が教えてくださいました。
最初はわたしのあくしゅにとまどっていた患者様でしたが、
今では笑顔であくしゅをしてくださる皆様
患者様の思いがたくさんこめられた作品と一緒に
大牟田病院から一歩ずつご縁をいただきながら歩いています。仲間のピエロちゃんも都合が合えば、バルーンアート作りで参加。
無理なく、気負いなく
それが私達の目指すボランテイア活動です。
10年後・・・
全国に大牟田病院から皆様とのご縁が広がっている事を
夢見ながら    あくしゅの花代表  大渕美保

このあいさつ文以降32ページの冊子になっていました。
これは19日に患者さんが作詞をされて美保さんが補作詩
「記憶を抱きしめて」を歌われます五条哲也さんのコンサートにお祝いの駆けつけられた時に21世紀にお立ち寄りくださった時に病院の事や行事のDVDを見て頂けますかと私に聞いていただき「見せて下さい」と言いましたところ送って頂きました。読み終えたとき感動!
DVDは1時間半の大牟田病院祭。患者さんはじめ看護士さんボランテイア、患者さんの家族、医師他、美保さんの卒業された高校の吹奏楽の生徒さん数十名・・・患者さんの歌が終わった時美保さんは十数曲歌を患者さんにあくしゅをしながら歌い、又患者さんにもマイクを向けて一緒に歌われ目が話せない感動のものでした。
もう1枚は「記憶をだきしめて」の作詩された堀田良輔さんのNHK放映のDVD・・・ゆっくり時間をとって拝見致します。