５年が経過致しました。

今からさかのぼる事２００９年の４月４日お店が終わり深夜に帰宅致しました。先ずは入浴済ませてから夜食を頂きますの。未だ４月と言うのに暑がりの私は半そでのパジャマ。長時間の入浴じゃないのに汗が・・・流れるのが判り右手でパジャマの中の汗を抑えました！
左胸の上部、押さえた所にしこり・・・えーシコリ！！！！（熱いパソコンの上に手を乗せ暫く呆然としていました）待って？今のは夢かもともう一度同じ場所を触ってみました。間違いなくシコリ（血の気が失せて行くのが判りました）１０分ほどパソコンの前に座っていましたのを覚えています。私が癌に。うん逃れる事の出来ない事実なので直ぐに落ち着いて次の事を考えました。

この年齢まで生きて・・娘２人も嫁がせて・・・孫も三人・三人の６人見た！借金なし！（預金もないけど・・）そして病院に行き手術も有るかも・・・そして最後はモルヒネを打って貰いながら死んだらいい！（そしたら５月と６月に有る中学ゴルフコンペを２回ラウンドしてから病院に行こ！」

同窓生にも隠して２回のコンペに参加「塩崎さん今日はスコア悪いねー」と幹事さん。「うん体調悪いネン（小さい声）スコアは１２０だったわ。それから病院へ行き先生の「何時見つけました」に「ハイ、３日前です」（嘘は罪）
「転移してないかペット検査しましょう」（又今度は左肩の上がピカﾂと光ったフイルムが届いていました）今度は若い先生が「悪性の肺腫瘍ですね」って？悪性の腫瘍、悪性々々・・（早よ7言うたら肺癌ですやん）
もう驚いてはいなかったのを覚えています。呼吸器外科と乳腺外科との相談されて。そして２００９年８月１０日に肺癌から手術。９月１６日に乳癌の手術。歩行も困難な位あの痛み。車の停止と発進する時も痛かったわ。（執刀医が肺の手術が一番痛いと言われました）痛みが毎日酷いので「痛い」と申告。
数日して先生が「麻薬つきの痛み止め貼りますか？」（１枚１０００円）８時間持つのを長い日数貼りました。しかしこの麻薬つき痛み止め貼って直ぐに痛みを感じなくなり、診察終わり直ぐに家族に近くの「動物園に連れて！」（何で動物園だったのか知ら？）やっぱりキツイ女だと思いました。

次の診察で「先生あの日直ぐに傷みが無くなり動物園行きました」と行ったら「ホントですか！」驚かれたわ。
あんなこんなで５年前の痛みを押しながら日記を書きましたので５年ぶりで今日読み返しました。

２００９年６月１９日日記のタイトル「SOS・SOS」。６月２５日「自宅待機」
６月２７日「５日振りの２１世紀」　 7月３日「参った・参ったわ」
７月１０日「麻酔切れ！」　　７月１６日「京都祇園祭、宵山です」
７月１８日「祇園祭り・お旅所・無言参り」　　８月６日「パソコンの許可が下りました」
８月１６日　「今夜は最高！！！」（コメントさんがいっぱい励ましのメッセージ）
９月２６日　「耳学問・目学問」

アレから５年・・５年あっという間でした。お見舞いも大勢の方々から頂き本日快気祝いを送らせて頂きやっと一区切りが付きました。有難う御座いました。
この５年皆様に「ゴルフはするし（術後１年１０ケ月でラウンド致しました）仕事は休まないしあんたは化け物や」「しぶといなー」
８ヶ月お店を休みましたが再会店が出来た日「あーこのお仕事の現場は素晴らしい」お客様の歌を聞き「このお仕事出来る限り長く続けたい」と思いました。
禁煙スナックにさせて頂き相当お客様がご来店頂けなく成りましたが「どうぞお許し下さい」
でもネット検索でご来店くださいました北海道他、沢山ご来店頂いております。

そうそう麻薬つきの痛み止めをこんなに長く貼っていてはいけないと思い、ある晩貼る事を止めました。そうすればイライラして眠れないのです。長い時間眠れず・・・もしかしてアレかも？
麻薬つきの痛み止めを貼りました。１・２分で深い眠りに・・・
次回先生に「先生これって麻薬中毒に掛かっているのですか？」と尋ねましたら「そうですね」と言われました。凄いお薬でした。（１・５×２、０の大きさのフイルム）それに何月何日の何時に貼ったのかも記入して何処に張っても良いのです。１枚で８時間持つのですよ）１枚１０００円大いに値打ちありでした。
　　　　「写真は　快気祝い　　「五辻の昆布」様から頂戴致しました」