「志ばた」さんのお店

snack212008-11-06

夕6時、21世紀から白川の石畳の道を3・4分歩いた所に祇園の芸妓さん・舞妓さんがお参りされる・辰巳稲荷さんが有ります。その前を通って京都独特の細い路地を入って行きますと突き当たりに「新吾」さん。5人で食事を済ませ8時過ぎ、皆様は東京のお方ですので白川に架かる「巽橋」を案内して「ここの橋の上で舞妓さんがよく写真を取られる所です」と説明。ここで又写真を5・6枚。巽橋から4・5分歩いた所の芸姑さんの(芳豆さん)が経営の「志ばた」さんへ・・・(21世紀に来て頂くよりこれぞ京都祇園と言うのを見ていただこうとご案内いたしました)店内はカウンター10席。壁面BOX席が10名ほどお座りになれます。壁には豆芳さんの、妹芸妓さんが10名程、おおきな々々パネルにして飾ってあり此れを見ただけでも祇園!舞妓・芸姑さん。芳豆さんに皆さん祇園の事や京言葉を質問攻めでした。やがて8時半過ぎダラリの帯の舞妓さんがご登場!ゴルフ、テイチングプロのT・Fさん、女子テイチングプロのY・Sさん、T先生、H・Kさん、豆芳さん・芸姑さんのまめ蝶さん、舞妓さんの豆ちほさん、私の8名に成りました。もう花が咲いた店内に壁面の写真10人の芸姑さん、反対の壁面に10数人の芸姑さんの集合写真。全員で30名位(写真も含めて)満席。先生が舞妓さんの横に座って質問「京都生まれなの?」「大阪どすウー」「帯締めてご飯食べられる?」「へエ、平気どすー」「その自分で結う髪のまま寝るの」「へえ、このまま高枕で寝ますー」「その髪で高枕は肩こるでしょう」「その頭で何日持たすのー?」「へエー1週間どす」ゆっくり々々したお返しの返事です。私も釣られてゆっくりに質問「舞妓さんは夏も泳いだらあきまへんのやろー?」「へーあきまへんのどす。けど泳ぎたいし行きました。夜に泳いだんどすー」(ゆっくり)先生は「その髪で泳ぐの?」(まさかねー)髪を下ろしたら肩まで有りますわ。17歳は泳ぎとーすわなー。私の同窓の元芸姑さんも矢張り隠れて琵琶湖に泳ぎに行ったと言うてました。舞妓さん4・5人で行って全員髪を下ろして海岸に居たら男の子が引っ掛けに来て(ナンパして)「髪のモデルさんか?」と言ったとか・・・今夜の舞妓さんの豆ちほさんは来年の秋が「衿替え」だそうです。(舞妓さんから芸姑さんになる儀式です)お金もいっぱい架かりお客さんのご祝儀等では追いつかないと聞きました。「今祇園に舞妓さんは何人居はるの?」「36人どすー」(未だ舞妓に成りたい女の子が100人待ちだそうです。NHKの朝のドラマで又増えたと豆ちほさんが教えてくれました)先生の質問「どんな事を毎日勉強していの?」「井上流の舞と京言葉・茶道・華道・お三味線・鳴り物(太鼓・つずみ)等どすウー」喋って々々た後は写真を撮る為に右往・左往です。私は「舞妓さんのダラリの帯を写させて頂かはったら?」ツーショットでね。上手に撮りなれて居はりますので格好のイイ事。私は何時でも又一緒に撮らせて貰えますからと座ったままでしたが・・・余りにも豆ちほさん、まめ蝶さん、豆芳姉さんが綺麗ですので1枚撮って貰お!」
女5人で写しました・・・誰かが「極妻の世界見たい!!」って聞こえますねん。(デジカメのモニター見て言うたはりますねん)「ちょっとーしばいといてー」思わず口からでました。(えーよっぽど恐い感じに写ってますねんやろねー)やがて9時半、私はお店を人に見て貰って居ましたの忘れていました・・・
帯の間に挟んだ携帯のバイブがブルブル!「21世紀に帰ろー」と言うて呉れはりましたので、5分で急いで
・・・2組のお客様がお待ちでした。その中のお1人が「アツ、テイチングプロだ」そうなのです11月8日の「21世紀会のコンペ」に参加して下さいます。「ママは偉いねー僕が集めても9組は集まらないよ」と言われ私は照れて「お客様同志直ぐに仲良くなっていただきますので、ここのお客さんはイイ人ばかり21世紀のコンペなら出たいと言って下さるのですよ」今夜と明日は雨のようです。8日も雲と傘マーク・・・晴れてほしいなー。
 (写真は左から豆ちほさん・私・プロのY・Sさん・まめ蝶さん・芳豆さん)・・・(誰が極妻の世界ですねん!)