各県の鶏のつぶし方!

snack212006-10-18

お生まれが京都、奈良、北海道、香川県の出身のお客様がいらっしゃいました。子供の頃はお客様が見えたり、お正月、お祭りには自宅で飼っていた鶏をつぶしてすき焼きをしたと言うお話から始りました。北海道のお方は鶏の首を持ってクルッと首をひねり・・・鶏の体温がある間に毛(羽根)をむしる。何方かが「お湯に漬けなかった?」に「お湯なんかに漬けたら油が皆出て美味しくない」「それから首に包丁を入れて血を出すんですよー」「そしてね首を落としても鶏を放すと10数歩クルッと丸く走るんです」凄いシーンなのに私は笑ってしまいました・・・そんな光景見たこと無かったから。今の子供たちが見たら夜も眠れないのにね。奈良県出身のお客様は「僕らの所は鶏をひねって木にぶら下げた。そうすれば血が全部首に溜まるのでね」「鶏でも格付けが有ったなー。親戚の偉い叔父さんが着たら父親が僕に、オイ!あの若い鶏を持って来い!町内のおじが来たら、あの一番年寄りの鶏でエエ、捕まえて来い!父の弟とかだったら、おーい(小さい声で)あの一番毛の抜けた鶏を捕まえて来い!ランク付けが有りましたわ・・・」もう私は笑い転げていました。「25羽程飼っていて卵を産みたて大人は釘で穴を開けて飲んでいたが僕はあの生みたての生温かい・・・あれは気持ち悪いので絶対よー飲まなかった・・・未だになめこ、ナメタケ、長いもの摺ったのとかはあきまへんわ」「鶏の血も飲まされた」皆さん「スッポンの血も飲んだ」「ママ蛙食べたことあるかー?」「ええ、お料理屋さんでから揚げにして食べたこと有りますえー」お客様からどんどんゲテモノの名前が出ること々々。「蜂の子も食べたなー」「イナゴも食った!」「ザリガニのニギリも食べたなー」「水の綺麗な所にいっぱい居て尻尾の黒いのを取って茹でて寿司に」私はそれは聞いた事が無くびっくりでした。余りにもポンポン出て来る物ですからお一人が「一番凄いもの食べたんは皆さん!何が有りますか?」そうすれば「僕はシエパード!」大笑いです・・・又お一人が「僕が大阪に仕事の時に串料理屋に行ったら犬を串料理に出している店が有って・・・すぐ解るネン!他の肉だったら串からすぐ外れるが犬は串にくっ付いて放れへん・・・オイ親父!又犬使ってるやロー」私はそんなん初めて聞きましたわー。「犬のお肉は焼いたら串にくっ付く・・・何でかなー?肉質が違うのかなー」今だったら動物保護団体から怒ってきはります
ねー。しかし立派な硬い硬いお仕事をしてきはった方からこんなお話聞かせて貰って・・・
今夜は皆さんこの21世紀のお店でお知り合いに成って頂いたお方さんばかりなんです。